Spazieren mit Möwen ~北ドイツお散歩紀行~ 最終回

突然ですが問題です。

この写真の中に、お菓子の石がまぎれています。どれでしょうか。

 

これ

これ

 

以外全部!

こちら、キール土産の一つ、小石そっくりのドラジェです。

 

ついに最終回となってしまったSpazieren mit Möwen、帰国前の悩み事といえば、日本で待つみんなへのお土産!というわけで、今号では、キール・北ドイツ定番のお土産をご紹介したいと思います。

 

キールと名の付くドイツ料理で有名なのは、なんといってもキーラーシュプロッテン。小さなニシンの燻製です。なんと、キール駅前にあるKARSTADT(全国チェーンの百貨店)の外壁にまでニシンの写真が使われているのです。そこまでしておきながら、材料のニシンはEckernförde(エッカーンフョェーデ)という近隣の港で獲れる…という裏話まで込みでお土産。

 

こちらがそのキーラーシュプロッテン。

…じゃなかった、おなじシュレスヴィヒ=ホルシュタイン州のお菓子メーカー、arko製のキーラーシュプロッテンチョコレート。

これが本物。

 

食べ物を続けてご紹介します。リューベックにある老舗のお菓子屋さん、Niedereggerのマジパン。200年以上の歴史を誇る名店のマジパンを、キール市内ではスーパーマーケットで手軽に買い求めることができます。新作の味がどんどん出るうえ、包装紙がカラフルで見た目にも楽しいマジパンです。写真のものはラズベリーパンナコッタ味。

キールにもちゃんと地ビールがあります。Kieler Brauereiで作られる、Kieler Bierです。納豆のような味がする(!)、茶色いビールです。また、ビールといえば、デンマークとの国境、フレンスブルクからやってくるビールも忘れちゃいけません。なんと1本65セント(80円前後)…!

カモメのうんc・・・(卵酒です)
カモメのうんc・・・(卵酒です)

クリスマスシーズンにドイツへ来たのなら、Weihnachtsmarkt(クリスマスマーケット)のGlühweinマグカップをぜひお土産にしましょう。昨年末、キールには市庁舎前と駅前の2か所Weihnachtsmarktが立ち、それぞれ違う色・柄のマグをゲットすることができました。

 

ハンブルクのマグは内側に街のマークが。

 

私の在籍していた大学、クリスティアン・アルブレヒト大学もキールの重要ないち部分を為しています。大学のパーカーやジャケットも、お土産にしてしまいましょう。(着用写真、しかもバスルームにて、失礼いたします)

Kieler Wocheグッズもたくさんあります。Tシャツやカバン、キーホルダーなどなどなど。その年のKieler Wocheが終わると、すでに過去の産物となったグッズがお土産屋さんでディスカウントされていることも…。また、体が“KIEL”の文字を象っているKielfischも、お土産屋さんには絶対います。

 

こちらは街のインフォメーションセンターでもらえる来年のKieler Wocheシール。

 

最後に、前号でインタビューに答えてくださったBallett Kielの田中ももこさん、山本勝利さんおすすめのキール土産をご紹介しましょう。

 

 

 

ドイツにはどこの街にもコーヒーの焙煎屋さん・茶葉屋さんがありますが、キールでのおすすめは、Alte StadtにあるPaul Heyckとのこと。ノスタルジックな見た目のお店です。私はコーヒーを飲めないので茶葉を買い求めましたが、部屋に袋を置いておくとその部屋がお茶の香りで満たされます。

さて、お土産も一通りそろいました。涼やかな潮風に彩られたキールでの暮らしも、もう終わり。楽しかった思い出をいっぱいに詰めたトランクを引いて、お散歩に付き合ってくれたカモメたちと船に別れを告げて、さあ、ハンブルク空港へ向かいましょう。

 

今まで読んでくださったみなさま、どうもありがとうございました。

 

(文章・堀川夢)