パナマのおすすめ絶品料理5選

中米・パナマの知られざるオススメ料理5選。同国に4年住んでいた筆者が教えます!

 (現地のSupermercado スーパーマーケットにて撮影)

 

いやいや待って、そもそもパナマってどこ?

…という声が聞こえてきそうなので、まずは中米・パナマ共和国の概要をざっくりとご説明いたします。

 

 

 <パナマ共和国>

北をコスタリカ、南をコロンビアと接する中央アメリカの国。

近年中米初の地下鉄が開通したりと経済発展著しく、首都パナマシティには高層ビルが林立する。

パナマ運河で有名。

 

面積 75,517平方キロメートル(北海道よりすこし小さいくらい)

首都 パナマシティ

言語 スペイン語

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中米・南米を旅するバックパッカーは多いものの、パナマはスルーされてしまいがち。「中米諸国のなかでは物価が高いほうだし、とくに目立った観光名所もないからね」とはわたしの知人のバックパッカー談。

 

 

とはいえ同国に4年間住んでいた筆者は、パナマが大好きです。今回はすこしでもパナマの魅力をみなさんに知っていただくべく、「料理」という観点からパナマをご紹介いたします!

 

 

おすすめ料理その1. Arroz con pollo(アロス・コン・ポジョ)

 

写真出典

 

arrozは「ごはん」、polloは「鶏肉」。

その名の通り、鶏肉をトマトソースで煮込み、パセリ、ローリエ、にんにく、サフラン、塩・胡椒などを加えてさらにそこにお米を投入した鶏肉混ぜごはんです。パナマでは知らない人はいないであろう、とてもポピュラーな定番料理。

 

見た目は日本のケチャップライスに近いですが、ケチャップライスほど甘味はなく、またタイ米のようなパラパラしたお米を使うため食べ心地が軽いのが特徴です。レストランなどでも提供しているところは多いのですが、筆者はRiba Smithという現地のスーパーのデリで売られていたものがすきでした。チープな味で大変よいのです!(※褒めています)

 

その2. Yuca frita(ユカ・フリータ)

写真出典

 

続いてはこちら、Yuca frita(ユカ・フリータ)。筆者の一番の好物です。

日本ではキャッサバの名前で知られる「ユカ」という芋を揚げたもので、現地ではメインディッシュの付け合わせとして、お酒のおつまみとして、子供のおやつとして、幅広く親しまれています。

 

レストランでお肉やお魚を頼むと付け合わせとして papas fritas(フレンチフライ)か後ほどご紹介するpatacones(パタコネス)、あるいはこのYuca fritaが選べる場合が多いです。

 

ユカは繊維質なため、同じ揚げ物でもポテトフライより食感が軽く、外はさっくり中はほっくりしています。日本で食べられるところはほとんどないので、パナマに行く際にはぜひ注文してみてください!

 

その3. Hojaldre(オハルドゥレ)

(写真出典)

 

左にある白いものがHojaldre(オハルドゥレ)。

パン生地を平べったく伸ばして油で揚げた、日本でいうところの揚げパンのようなものです。

砂糖をふりかけて甘くして食べることもあれば、生地そのものの素朴な甘さを味わいつつ、写真のようにおかずと共に楽しむこともあります。

 

パナマの定番朝食で、現地では幅広い年代に親しまれています。筆者の友人が住んでいたマンションの下にはいつもHojaldreを売る屋台が来ていて、朝は大人気で行列ができることもありました。

 

その4. Sancocho de gallina(サンコーチョ・デ・ガジーナ)

(写真出典)

 

中米でひろく親しまれている鶏肉のスープ「Sancocho(サンコーチョ)」、パナマのものは雌鶏を使うのが特徴で、Sancocho de gallina(雌鶏のサンコーチョ)と呼ばれています。

 

鶏肉をタマネギやユカ、プラタノ(青バナナ)と共に煮込み、刻んだコリアンダー、オレガノ、にんにく、塩などで風味付けをした伝統的なスープ料理で、白米と一緒に食べることが多いです。鶏をまるごと煮込んでつくることが多く、チキンスープとハーブ類のコラボによるなんともいえない良い香りが特徴。

 

具や細かい作り方は各家庭によって異なり、とうもろこしやジャガイモを入れることもあるようです。

 

その5. Patacones(パタコネス)

(写真出典)

 

さて、最後は先ほどYuca fritaのときにすこしだけ名前の出たPatacones(パタコネス)。

輪切りにしたバナナをつぶして平べったくして油で揚げたものなのですが、おそらくみなさんがイメージしたであろう味とは違って、まったく甘くないのです。

 

使っているのは現地でplatano(プラタノ)と呼ばれる青バナナ。甘味はなく、むしろ塩をふりかけて付け合わせやおやつとして楽しみます。高温で二度揚げるので外はカリッと、中はバナナ本来のほくほくとした柔らかさで、一度食べたらやみつきになること間違いなしです。

 

現地に住んでいたころに一度自宅で作ろうと試みたことがありましたが、バナナをすりつぶして二度揚げするのが意外と大変で、以降は食堂で頼んで食べていました。甘くないバナナというと日本人にはすこし抵抗があるかもしれませんが、こちらも国内ではほぼお目にかかれないので、パナマに行った際はぜひチャレンジしてみてください!!ものすごくオススメです。

 

 

 

さて、いかがだったでしょうか。

おそらくほとんどの日本人にとって「パナマ?うーん、名前は聞いたことあるけど…」程度の認識であるだろう中米の小国・パナマ。地球の反対側だからこそ、日本では名前すら聞いたことがないような珍しくておいしい料理が盛りだくさんです。

 

住んでいたのはもう6年も前のことですが、今も色褪せることのない記憶を頼りに、同国への愛を込めてご紹介させていただきました。観光名所やおすすめアクティビティなど、パナマについて知りたいことがありましたら、なんでもかまいませんので、是非コメント欄からお申し付けください!

 

(文・三橋 咲)