現地校に通うってどんな感じ? Part1

「帰国子女だから知っていること」を教えて欲しい!という声に応え、ドイツの現地校に通った経験談をお話しします。

 

こんにちは。東京外大ドイツ語専攻の西江穂乃香です。

 

今回の記事のテーマは、「帰国子女だから知っていること」を教えて欲しい!という声をたくさんいただいたのでこれを選びました。

 

現地校について聞くと、日本とは全然違う点もたくさんあって、意外な発見もたくさんあるはずです。お楽しみいただけたら幸いです。

 

それでは早速、みなさんが寄せてくれた質問に答えていきたいと思います!

(分かりやすくするために、一部詳細を割愛している内容があります。予めご了承ください。)

 

・どうして現地校に通ったの?

私は、南ドイツのバーデン・ヴュルッテンベルク州にあるフライブルクという街に、中学生の頃2年間住んでいました。小さな街だったので日本人学校がなく、「やむを得ず」現地校に通ったんです。

最初の一年間は小学校でした。ドイツでは、多くの学校に様々な国籍の子が集まってドイツ語を勉強する「インターナショナルクラス」というものがあるので、そこに入りました。周りのみんなもドイツ語は話せなかったので、辛くはなかったです。

 

・何語を話していたの?

ドイツ語です。日本にいた時から少し勉強していったため予備知識があり、インターナショナルクラスではスムーズにドイツ語を身につけることができました。思ったほど辛くないんです、みんなとのお喋りを通して勉強するので。一年経った頃には日常会話は普通にできるようになっていたように思います。

後半一年間は公立高校に入り、インターナショナルクラスの他にも普通のクラスに「属して(=一部参加して)」いたので、使用言語はドイツ語のみでした。

 

現地校に通ってドイツ語を勉強できたことは、文法が全く身につかなかったなど欠点もありましたが、今になって非常に役立っているように感じます。私はインターナショナルクラスに通えて良かったなと思いました。

英語は残念ながらいつもクラスでビリだったんですけどね…(笑)

 

・どんな人と友達になったの?

やはりドイツなのでトルコ系の移民の子が多かったです。あとはアジア系の人たちと交流を持つことがとりわけ多かったかなと。当時の東アジア情勢などは、議論してみることはあっても、それで仲が悪くなることはなかったです。ちなみに後半一年間ピアノを教えてくれた恩師の方も韓国人でした。

 

 

 

・学校生活はどんな感じだったの?

学校は朝から昼過ぎまで、だいたい1日に3コマ程度です。部活動も無いので夕方まで拘束されることはありませんでした。なるべく早く家に帰って夕方は家族と過ごすというのが、ドイツ人の理想なんでしょうね。

 

普段は、休み時間のたびに教室から追い出されるので、廊下でお菓子を買いに行って食べたり、勉強したりしてました。自由奔放ですよね。

(教室から生徒を追い出す理由は時々聞かれるのですが、よく分かりません。ドイツ人でも分からないと言いますが、恐らくはセキュリティ面を考慮してのことかと思います。校舎は誰でも入れるので)

 

・お昼ご飯はどんなのを食べてたの?

たいていはサンドイッチか、通学途中にパン屋さんで買ったパンを食べてました。私が行ってた高校の学食はだいたいパスタ+肉+イモが多かったです。

友達と、お菓子とワッフルだけの日!と言ってワッフルを食べまくるときもありました(笑)

 

・現地校に入って良かったことは?またやり直したいことはありますか? 

やはり経験がないとネイティブに近い発音や言葉のニュアンス/使い分けは身につけられなかったと思うので、ドイツ語を学ぶ身としてはとても役に立っています。生活の変化に耐性がついたのも、今後の留学や就活を考えるととても価値あることだったのかなと思います。

やり直したいことは一つだけです。友達や恩師から連絡先をちゃんと聞いて、ちゃんとやりとりを続ければよかったなということです。二年間の留学は、自分の経験値にはなったけれど、そこから新しい関係や思い出が増えていかないのは、少しさみしいなと思います。留学をする機会があれば、「一期一会」を大切にしたいですね。

 

 

続きは第二弾でお楽しみください!

 

(文・西江 穂乃香)