さぁ、視野を広げる世界一周の旅に出よう(前編)

この記事で、世界一周に対する心構えや旅の技術を知り、世界一周に関するイメージが少しでも鮮明になって頂けたらと思っています。

 

はじめまして!ヒンディー語科4年の本多祐典と言います。僕は昨年度1年間 休学して、約5ヶ月間の世界一周の旅に行ってきました。

今回は、帰国後よく聞かれた3大質問

「いくらかかったの?」 「どこが一番良かった?」 「海外って危険なイメージあるけどどうなの?」

に答えていきたいと思います。

 

 

前編の今日は、まず一つ目の質問「いくらかかったの?」についてお答えします!

 

まず世界一周の費用は一概には言えません!

 

100万円で周る人もいれば150万円くらいかかる人もいると思います。ちなみに僕は正直なところ200万円 かかってしまいました。

 

ただここで皆さんに思って欲しくないことは、200万円ないと世界一周が できない!とか、世界一周はかなりハードルが高い!というようなことです。 その人の旅の目的やテーマによってそれらを達成し得る可能な最低額が変わってきます。

 

例えばその国の伝統料理を食べ尽くすというテーマにすればそれ を叶えるための最低額があり、ビーチでマリンスポーツをするというテーマ にすればそれを叶えるための最低額がまた別にあるといった具合です。 僕の場合、バックパッカーとしては多少お金を使ってしまった方ですが、 それは世界の色んな乗り物に乗って、その予約の仕方、乗り方、内装、サー ビスを体感するというテーマにしていたからです。

 

僕は今まで海外旅行はパッケージツアーでしか行ったことがなく、より安く、本当に自分がかけたいと ころに十分な時間とお金がかけられる自由な個人旅行をしてみたいなぁとずっと思っていました。そのためには移動手段や宿泊施設の手配のやり方といった、旅の技術を身につける必要があると思い、このテーマに設定しました。

なるべく色んな移動手段を体験してみたく、また「他でもなくこの飛行機に乗ってみたい!」と思った航空会社もあったことから、LCCでも行けるとこ ろをあえてフルサービスキャリアで移動するっていうようなことをしていました。飛行機代は旅において最も高額だけど絶対にかけざるを得ない買い物となります。僕の場合、ここにこだわって旅をしていたので、少し費用がかかってしまいました。

 

 

次に僕自身が旅をしている中で自分なりに考え出した、世界一周を一番安く行く方法3つ(1,2,3)と、実践したら安くなりうる方法2つ(4,5)をご紹介し ます。特に前半3つに関しては優先順位順に列挙してあります。

 

 

1. ムダを徹底的に省く

 

 決して周りの意見や、ガイドブックの「ここを訪れたら絶対に行っておきたいおすすめ定番観光地ベスト10」のような謳い文句に流されないようにし ましょう。ガイドブックはあくまでこの国にはどういう観光資源があるのかを知るためのテキストブックとして使います。

 

本当に自分が望む旅はどんな旅だろう?

まずは国からではなく、やはりテーマを先に決めるとよいと思い ます。世界一周だからと言って、たくさんの国を回る必要なんてありません。 訪問国数が一桁でも全然OKです。自分の旅のテーマや目的をきちんと果たして発信すれば、それが一番のネタになります。

 

 

2. 物価の安い国にどれだけ長くいるか

 

 

極端な話、1年間かけて世界一周する人が、アジア、アフリカ、中南米に11ヶ月、ヨーロッパ、アメリカに1ヶ月滞在するのと、その逆の場合では、 かかるコストが全然違ってきます。

 

同じペットボトルの水でも1ユーロと20 インドルピー(36円くらい)の違いが生まれます。宿泊地も3000円レベルと 1000円レベルの違いです。長期間かけて世界一周している方々は、何も期間中ずっと連続で移動観光を繰り返しているわけでは実はありません

自分の目的を果たすのにはそんなに日数は必要ないけれども、ここに滞在しておいた方が生活費が安くなるという理由で、例えばタイに3ヶ月、インドに2ヶ月滞在するという旅の仕方をしています。

弾丸の旅よりも時間にゆとりを持った旅の方が1日あたりのコストは安くなるということです。

 

したがって例えばアジア、アフリカ、中南米を長めに、ヨーロッパ、アメリカを弾丸で抜け るようにすれば、生活コストはうまく配分されると思います。 宿はドミトリーかカウチサーフィンというサービスを使えば安く抑えられます。

 

あとコストとは直接関係はありませんが、日本人観光客の多い都市だと、日本人宿という、日本人専用の宿泊施設がある場合もあります。宿は僕の場合、 agoda.com, hostelworld, booking.com, hotels.com の4つを使い分けていま した。agoda.com は主にアジアのドミトリーの予約で使っていました。



booking.com がこの中では最も知名度が高く、安宿から超高級ホテルまで最 も幅広く掲載されています。

 

 

3. 何もしない日をどれだけ作るか

 

当然ですが、観光もタダではありません。さらに観光する場合、徒歩圏内は除いて、そこまでの交通費も伴います。せっかく海外に来てるのだから、 もっといっぱい回らないと!と思うかもしれませんが、必ず疲れる時がきます(笑)。

 

10時とか11時とかに起きて、ただホステルでダラダラ過ごす時間もあってよいでしょう。そうすればその日にかかるお金は食費くらいで大した 出費にはなりませんし、何より休養になります。観光客としてではなく、そこで暮らしている感覚で旅をするという感じです。なので、弾丸の旅よりも時間にゆとりのある旅の方が余裕を持ってこういう時間が作れるので1日あたりのコストはむしろ安く抑えられます。

 

無駄な滞在だと思い、時間がもっ たいないことを気にして、旅の回転を早くするのは実はあまり節約にはつながりません。

 

4. あえて遠回りした方がトータルで見ると安くなる時もある

 

これに関しては、完全に僕の一事例を用いて説明したいと思います。そして手元に世界地図を持ちながらの方が理解しやすいかと思います。

 

アメリカのロサンゼルスからハワイのマウイ島に移動しようとした時です。

直行便が35000円で飛んでおり、これに乗るのが一番楽な方法でした。しか しロサンゼルスから500kmほど北にあるサンフランシスコからも同じように 直行便が23000円で出ていました。「ロサンゼルスから飛ぶのが一番手っ取り早くて楽だけど、この差額の12000円でサンフランシスコまで移動して数泊滞在することできるんじゃね?むしろ12000円以内でこれらの工程は抑えられるかも?」と思い、サンフランシスコ自体に目的は無かったのですが、 あえてサンフランシスコまで移動してからマウイ島に飛ぶことにしました。 想定通り、後者の手段の方がトータルで安く抑えることができました。

 

 

5. 飛行機の場合、例え必要なのが片道のみであっても往復で買った方が安くなる場合もある

 

 

飛行機移動の場合、たとえ必要なのが片道だけだとしても、常に片道ずつ買って一筆書きで行く必要はなく、むしろ往復で買った方が安くなる時があります。僕も驚いたのですが、往復で買うと単純に片道の2倍の料金がするわけでは必ずしもなく、片道プラス1~2万くらいだったり、同じ値段だったり、むしろ安くなる時もあります。ちなみに飛行機自体はskyscannerという アプリを使っていました。

 

そしてビザ無しかつ片道のみの購入だと、むしろ入国できないというリスクが伴います。要するに出国証明が無いと不法滞在、移民の可能性が出てくるため、こういう措置をとる国あるいは航空会社があるということだそうです。

 

どうしてももう少し長く滞在したい!となった時は往復で買っておいて復路分を破棄するという手段もアリかと思います。

 

 

いかがでしたでしょうか。

次回、後編では残り2つの質問「どこが一番良かった?」と「海外って危険なイメージあるけどどうなの?」に答えていきます!

 

 

(文・本多祐典)