アイルランド留学をat a glance

「アイルランド?アイルランドってどこにあんの?」馴染みのない国だが魅力はあふれんばかり。留学すればきっとあなたにとって「帰って来たい場所」になるはずでしょう。

「外大生?じゃあ英語できんだ?」

「そんなこと無いよぉ〜 ちょっ、外大生だからって英語できるとは限らねーぜ!」

幾度となく繰り返されてきた定型文のような会話。もう自分の実力を卑下するのはイヤ!自信を持ってこう応えたい。

「はい。そうですけど??」

 

 

「ウィー!!初のヨーロッペ!!」

なんてうつつを抜かして上陸したかった…。

極度の心配性である私はトランジットの度に空港のおじさま方に「僕の荷物はアイルランドまで受け取りは必要ない?」と聞きまくり、あげく飛行機が遅れ、遅延が遅延を呼び、予定より6時間ほど遅れて目的地に到着しました。

 

アイルランドに6週間、ショートビジットに行ってきました!

 

ショートビジットの代名詞といえば、アイルランドと言われるくらい外大生にとってはアイルランドは身近であると感じます。

それものそのはず!他の大学と比べてアイルランドの授業料は外大生なら20パーセントOFF!おっとっく!!

肝心の授業料は私の場合、6週間、午後のspeakingのクラス込みで30万くらいです。

しかしヨーロッパ…

とても遠い国のようですが、飛行機はそこまでしないのですよ。私が選んだのはEtihad 航空というドバイの航空会社です。往復9万円ほどで、もちろん機内で映画も見れますし、安い!快適!自信を持ってお勧め!

JALやブリティッシュエアラインを選んだ人は往復20万ほどらしいです。

 

留学先は大学付属の語学学校です。

Let's communicate with foreigners デスヨ!

 

アイルランド第二の都市コークにあるアイルランドコーク大学、通称UCC。大学からシティセンターまでは歩いて15分くらいです。コーク近郊は広くなく、バスが主な移動手段です。しかし私の場合、毎日往復5キロの道のりを徒歩で通っていまして、一旦家に帰ってパブに行くとなると10キロです。や、痩せる…そんな状況を2週間続けていた時に他大学の日本人が教えてくれました。

(もちろん他大の留学生もいますよ!)

うちの近くから通学バスが出ているということを!!しかもタダ!タダですよ!あらまぁなんて…

 

人によってはホームステイの家までバスの定期を買わなくてはならない人もいます。それはホームステイ先の家次第ですね。

 

「どんな国のどんな人たちに会えるのか!ワクワクドキドキが止まらない!!」

という内に秘めたるテンションを感じさせないほど落ち着いた様子で初日を迎えました。さすがユーロ圏、ヨーロッパ各国から留学生が集まります。スペイン、フランス、イタリア、ポーランド…

もちろん留学生にもありとあらゆる個性があります。私があまり英語を話せないとわかるやいなやプイッっとそっぽを向いてしまう人や、イライラを完全に表に出す人も、もちろんいます。その度に凹んでいてはキリがありません。そういう人とは縁がなかったと割り切った方が良いです!

Don't worry, be happy !!

誰だって初めから英語が話せるわけではないのです!出来ないから留学しているんですから。

UCCには地理的にスペイン人がとても多く、スペイン語科の人でスペイン語も学べてとても良い経験をした人もいました。

授業は初日のテストの結果によって振り分けられる上限15人ほど?のクラスによって行われます。Discussion が多い先生や動画や画像を駆使したりする先生など、授業形態は様々です。先生は不規則に交代します。

 

 

いつ英語が話せる、聞けるようになっていたら、と思うって?ええ、そりゃもちろん、映画を見ている時ですねぇ。

スティーブンキング、リアムニーソン…他の生徒が頭をかしげている時に映画の話題にならニッコニッコしながら話せるほど映画が好きなのですが、いざ映画館で全て英語で見てみるとあんまり内容がわからない!一緒に行ったスペイン人の友達がジョークで笑うのを見て笑っていました…Oh my gosh!!

アイルランドは映画が安いんです。午前中に行けば5.5ユーロ、600円くらいで見れますよ!コーク市内であれば3つほど映画館があるので、自分のみたい作品がどの映画館で上映されているかしらべてから向かいましょうネ。夜だと9.5ユーロくらいでした。

日本にいる人にスタートレック4やジェイソンボーンのネタバレがしたいのに!なんて意地の悪い事を思っていてもその願いは叶いません。

 

毎週水曜と木曜日には学校側がコーク近郊の観光地やドッグレースに連れて行ってくれたり、ボーリングなどのイベントを開催してくれます。留学生の留学期間も人それぞれで、毎週金曜日にはフェアウェルパーティーのような飲み会をパブでやるので基本的に暇な時間があったような印象はありません。コークには数多くのパブがあり、店の個性も様々。一番有名なパブは「オリバープランケット」です。1人でふらっと行っても誰かしら留学生にあえるほど、ひとが集まる場所です。

パブと言えばguiness! アイルランドのビールと言ってもguiness!! アイルランドに行ったらぜひ飲んでください。缶で飲む味とは比べ物になりません。

過ごし方は何もパブへ行くことだけではありません。大学所有のジム、プールもあるのでそこで体を動かすことも可能です。プールに行きたいひとは日本から水着類を持って行った方がいいです。もちろん!無料です!ひょー。

私はそこでバスケットボールをしたのですが、平均身長の高さに驚きました。

私がthe smallest なのです…。

 

やはりアイルランドに来たからには行きたいのは首都ダブリン。数々の文豪のゆかりの地であるとともに、有名なアイリッシュパブが軒を連ねる場所です。コークからダブリンへはバスで片道3時間ほど。日帰りで行く人もいました。ダブリンで有名なものといえば図書館でしょう!

 

アイルランドには多くの観光名所があります。

ハリーポッターの、ロケ地でもある「モハーの崖」、スターウォーズ最新作の最後の場面で出てきた「スケリッグマイケル」などなど自然が多いからこその景色が美しい名所が多いです。

 

アイルランドへの短期留学にはホームステイと寮暮らしの二種類の滞在形態があります。途中で変更するのも良し。私自身、6週間の滞在の内4週間はホームステイ、2週間は寮と日本の時から決めておりました。決してホストファミリーが嫌いになったからではありませんよ。

ホームステイが主流と思われがちですが案外半々くらいでしょうか、母国で社会人や、院に行っているような年齢層の人はほとんどが寮です。アイルランドの家庭では晩御飯が平均して6時。そして主食のジャガイモが毎晩出ますね。この時間を厳守すべきか多少ルーズなのかは家庭によりけりです。もちろん、パブに行きやすいのも時間が自由な寮です。 

ホームステイする人の1番の理由が授業外での英会話でしょう。もちろん私も例外ではありません。しかし寮にするんでいる人同士で集まることも多く、その辺の問題はあまり気にしなくていいでしょう。ホームステイであっても会話がなかなかない所もありますよ。そこはなんとも個人差といってしまいがちですがね。

正直言うと、ほぼハズレが無いのが寮。ハズレるかもしれないのがホームステイですね〜。

 

 

 

日本人が多いと言われるアイルランド、留学の環境はもちろん大事ですが、生かすも殺すも自分次第です。

 

(文・写真  阿部航平)