南米のへそパラグアイ 第1回

『素通りなんてもったいない!「南米のへそ」パラグアイに住む、騒がしき世界一幸せな人々の幸せの秘密。』

 

はじめまして!ポルトガル語科3年の福島光帆(みほ)です。

 

おしゃべりが多い、パーソナルスペース0などと言われる性格の私。

この性格のおおもととなったのは高校時代留学していた小さな国。

今回は南米の小国パラグアイを紹介させて頂きます!

 

 

とは言え、具体的なイメージがつく方がどれ程いるでしょう。

 

バックパッカーも素通りしがち。

地球の歩き方はアルゼンチンのおまけの数ページ。

世界遺産は1つだけ、有名な観光スポットも特になし…。

 

とまあ、影薄めなパラグアイですが、素朴ながら味わいのある国。

どんな国なのか、3回に分けてゆるりと書いてまいります。

 

そうそう、どうぞカルディでマテ茶を買ってきて下さい。

ホットでミルクをいれてもおいしいですよ。

飲みながら読んでいただけるとパラグアイの風が感じられますよ!

 

【パラグアイ基本情報】

 

広さは日本の1.1倍。人口は約685万人(東京都の約半分)。

アルゼンチン・ブラジル・ボリビアに囲まれた内陸国。

南米大陸のまんなかに位置するため、「南米のへそ」と言われることも。

 

公用語はスペイン語と先住民言語のグアラニー語。

メスティーソが人口の95パーセントを占める、南米の中でも混血化の進んだ国です。

日本からは福岡や広島からの移民が多く、東部には日本人居住区も存在しています。

 

 

【世界一幸せなパラグアイ人、その3つの理由】

さて、南米といえばどんなイメージがあるでしょうか。

ラテンなノリ(当然ですが)、明るい、ポジティブ…etc。

実はパラグアイ、とある調査でまさに「世界一幸せ」とされた国なのです。

同じ調査で日本は83位。

パラグアイが世界一幸せな理由はいったいなんでしょう?

私なりの理由を3つ、みつけてきました。

 

【パラグアイ人の幸せの理由①:家族が大切!】

 

 

パラグアイ人は本当に家族を大切にします。

働いてる人でもお昼は家に帰って食べることが多く、夕食はもちろん全員で。

週末となればそこに親戚も加わり、大人数でおしゃべりしながら食事は恒例行事。

大家族な上に、家族の誕生日ごとにパーティでお祝い。

やっぱり家族との絆って、何ものにも代えがたい!

 

【パラグアイ人の幸せの理由②:スキンシップ大好き!】

 

 

パラグアイ人はスキンシップ大好き!

パーソナルスペースは限りなくゼロに近いです。

出会い頭のあいさつは力強いハグ&両ほっぺにキス。

おしゃべりするときは必ず肩を組んだり腕を絡ませて。

何はなくともお互いの髪をなでたり…笑。

 

恋人同士でなくて、友人同士でもこうなんです。

日本人からしたらちょっとびっくりですよね。

目の前の人に目いっぱい愛情表現をする文化があるのです!

 

【パラグアイ人の幸せの理由③:自分が大好き!】

 

3人以上のグループで、パラグアイ人と話してみて下さい。

恐らく誰も人が話し終わるのを待ちません。いっそ、3人同時に話します。

 

例えば学校でのプレゼン。

彼女たちが気にするのは、発表内容ではなく、自分がどれだけ目立つかなのです。

「ねえ、目立ってる?これで皆私を見るかしら?」

ほんとにコレ言います。最初はビックリしました笑。

 

感情表現も本当に豊か。

生まれた感情は出さなきゃ勿体ないとばかりに喜怒哀楽を表現します。

でも、大事なのは表現すること。たとえ泣いたり怒ったりしても誰も引きずりません。

誰もが好き勝手に自分を表現しているから、それを咎める人なんて一人もおりません。

 

【つまり、「一瞬一瞬を大切にする」ことが幸せの秘訣。】

 

家族との時間を大切にする、目の前の人に惜しみなく愛情を伝える、喜怒哀楽をおもいきり表現する…。

どれをとっても、パラグアイの人々が大切にしているのは「今を大切にする」ということ。そして、自分自身を含めたその場の人々への愛情を惜しまない!未来の心配もせず、過去を引きずりもせず、その時その時を生きることが彼らの幸せの秘訣のようです。

 

 

次回はパラグアイ南部のチャコ地方についてお届けします。

田舎っぽさをギュッと詰め合わせる予定。お楽しみに!

 

 

 

(文・福島 光帆)※読者寄稿