上海 おとなりのエネルギッシュな街

世界で最も成長著しく、活気にあふれた街のひとつである上海。片道2時間半の隣国に、エネルギーをもらいに行ってみませんか。

こんにちは。初めまして、増田です。

9/19から9/21の三日間、お隣の国中国の活気あふれる街上海に行きました。旅費は2泊3日、ホテルと航空券で約25000円。安い!

僕は上海が結構東京から遠い街だと思っていたんですが、実は上海は飛行機で約2時間30分ほどで、大学生にも人気の台北よりも近いんです。機内食をいただいてゆっくりしている間に眼下に海のような大河長江が見えると到着です。

 

あまり知られていませんが中国にはリニアモーターカーが通っていて、上海浦東国際空港から上海市街地(の手前)まで移動することができます。もちろん好奇心でのりました。どんどん加速して距離にして約30㎞ですが、8分ほどで到着です。車窓からはヒツジが草を食む草むらや、畑、釣り人がいる小さな川から、スラム街のようなところや建設ラッシュのマンション群、そして少し奥には発展著しい上海を象徴する超高層ビル群が見え、成長中の中国のカオスな部分を見られた気がします。

 

市内中心部は清潔感がある、運賃も安くて非常に便利な地下鉄が通っているので非常に便利です。駅の入り口では手荷物検査が行われ、セキュリティはおそらく世界でも類を見ないほどです。

 

まず僕らが向かったのは南京東路です。おそらく上海一の繁華街で、人民広場から上海がヨーッパ諸国のもとにあった時代の名残を残す、美しい地区外灘まで伸びる通りです。

 

南京東路の様子。この写真は人民広場のすぐ近く。とても広い歩行者専用の道路です。

 

 

 

本当にたくさんの人がこの通りを歩いていて、夜になればネオンが輝いて非常に活気があるところです。この街の成長が世界各国の企業が無視できないほどであることは、この通りに出店している海外の店舗の数々を見ても一目瞭然です。たとえばちょうどiphone7が発売されたばかりのApple Storeはお客さんであふれかえっていました。

 

この通りには食べ歩きできるお店もあります。僕は肉入りの月餅(この日は中秋節の直後でした。月餅は中秋節によく食べられる中国の伝統のパイのようなものです。)と、羊肉の串焼き(これは内モンゴルの料理のようです)、それから小籠包をいただきました。安くておいしいのが魅力です。それからKFCやマクドナルドも日本とは異なるメニューがあって面白いです。マクドナルドにはなんと鶏肉の照り焼き丼まで!

 

余談ですが、実はこの通りには日本の百貨店もあります。上海メトロの南京東路駅すぐ近くの大丸がその一つですが、ここは南京路・外灘エリア観光において実は非常に重要なスポットです。日本人にとって非常に残念な話ではありますが、上海のお手洗いは空港やホテルの部屋のものを除いて、どこへ行ってもたいがいはあまりきれいではないのです。立地も非常によく、日本のクオリティのきれいなお手洗いが大丸にはあります。このデパートの近くにはスーパーもあり、食品のお土産を買うのにも良いので上海に行くことがあればぜひ行ってみてください。

 

 

そのまま歩き続けてたどり着いたのが外灘です。外灘の歴史的景観もおしゃれできれいですが、ここからは浦東の金融地域の今では上海のシンボルにもなっている東方明珠塔や今年オープンした上海タワーなど400mを超えるような超高層ビルが立ち並ぶ地区を眺めることができます。本番は日が沈んでからです。外灘からの夜景を見れば、上海がアジアのみならず、世界でももっとも成長が著しく、活気にあふれた街であることが間違いなくわかるはずです。

 

外灘からの浦東の様子。左が東方明珠塔、右の大きな建物が上海タワー。

 

 

 

超高層ビルがあるということは、展望台もたくさんあります。というわけで、上海環球金融中心(Shanghai World Financial Center)へ高いところからの夜景を求めて移動です。このビルは栓抜きのようなユニークな形をした建物でそれだけでも面白いのですが、それだけでなく、このビルが建っているのは先ほども書いたように超高層ビル群ですから上をながめるといくつものビルが天に向かって伸びていて、圧巻です。展望台からの眺めは言うまでもありません。街全体が輝いていました。

 

翌日まず向かったのは豫園というところです。この日はとても天気が良くきれいな青空でした。

再び余談ですが、上海の空は晴れていれば青いです。上海では非常に環境意識が高いのかトロリーバスやハイブリットバスがほとんどなのに加えて、スクーターは大部分が電動でした。

豫園は明代に造営された江南地方を代表する、奇岩の数々を駆使した非常に美しい古典庭園です。とても広い庭園で、日本の庭園ともまた違った面白さがあり、ヨーロッパからの観光客もおおいです。

 

豫園は成長著しい上海で、古くからの中国の雰囲気を現代に残している。

 

 

この庭園からも上海タワーが見えるのですが、古代の庭園と現代の摩天楼を同時に眺めるのは何とも不思議な感覚です。豫園の周りは豫園商城と呼ばれる、明・清風建築のならぶレストラン・ショッピングエリアになっていて、おいしい中華料理を食べたりお土産を買ったり、とても楽しいところでした。

 

そのあと向かったのは新天地という、19世紀後半の石造りの集合住宅を改装したカフェやレストランなどが並ぶおしゃれな地区です。ただ、ここはやや良いものをとりそろえているお店が多く僕にはまだ少し早かったかもしれません。それと、実はここが中華人民共和国の始まった場所です。現在の中国共産党はここで結成され、その後党員は全国に拡大したそうです。歴史のロマンを感じる地区です。

 

夜ご飯には火鍋を食べました。本当に辛かったんですが、おいしかったです。上海にはたくさんのリーズナブルでおいしい中華料理店があります。中国なので中華のお店が多いのは当然ですが。食事は旅行の楽しみの一つです。ぜひ本場の中華料理をたのしんでみてください。上海のひとたちは親切な人がとても多く、店員さんも日本語であいさつしてくれることもしばしばです。必ずしも英語が通じるわけではありませんが、メニューは漢字なので案外なんとかなります。

 

 

最終日は再び南京東路へ行ってお土産を買って、中華料理を食べてから空港へむかいました。上海浦東国際空港は非常に大きな空港で、飛行機の遅延も多いようですが、帰りも大きな遅延・揺れもなくうとうとしているうちに東京へ到着しました。

 

今回は2泊3日という日程だったため、時間の都合上行くことができませんでしたが、上海は近郊に蘇州や杭州などの観光地もあります。また、最近では上海ディズニーランドも開園しました。ちょっとした休みがあればいつでも行くことができるような日本から近い街であり、街のひとたちも親切で漢字やお箸など文化の面でも多くを共有する心の面でも近い街、上海。またいつか訪れてみたいです。

 

 

(文・増田一磨)