ショートビジット体験記【第2回】ラオス・ビエンチャン編

多くの日本人が「どこ?それって国なの?」と言ってしまうほどまだまだ知られていない東南アジアの国、ラオス。ショートビジット体験記第2弾ラオス・ビエンチャン編。後編のスタートです!

ສະບາຍດີ!

こんにちは!ラオスショートビジット体験後編です。

 

前編では、おもにラオスの概要やショートビジットのプログラムの内容を一日のスケジュールに沿ってお伝えしました。今回は毎日食べていたものや放課後出かけたところの一部を紹介したいと思います!

 

 

私たちが滞在したホテルはラオスの首都ビエンチャンの、メコン川まで歩いてすぐのところにありました。ホテルの目の前にはカフェやレストランが道に沿ってたくさん並んでいたり、ホテルから3~5分歩くとメコン川沿いのナイトマーケットがあったりと、いろいろな所へのアクセスがとてもよかったです。

 

 

ナイトマーケットではカジュアルな服から東南アジアならではの派手で夏っぽいワンピースやTシャツ、お土産にぴったりのかわいい小物などいろいろな物が安く購入できます!特に女の子は、こことても楽しいと思います。毎日のように見に行ってました。。。

 

とても手触りの良いショールです。ゾウさんの絵やペイズリー柄など綺麗なものばかりで全部欲しくなりました。最初は700円くらいと言われて「安くしてー!」と頼んで480円くらいまで負けてもらいました!私がもっとラオス語堪能だったらきっともっと安くしてもらえたんだろうなぁと後から思います・・・(汗)

 

ホテルから少し歩いたところにはかわいい雑貨屋さんもありました

 

このお店の人、明らかに西洋の人だなぁという感じで、優しくてノリのいい人たちだったので聞いてみるとスペイン人だと言われました。その道をもう少し行ったところにピザ屋さんがあって、そこのお店の人もラオス人ではなく欧米の雰囲気の人がオーナーで最初は少し驚きました。何といっても見かけとは裏腹な彼らの流暢なラオス語。ラオス語でオーダーしてみたら笑いながらラオス語で答えてくれました(笑)

私たちも頑張ります…。

 

ホテルからメコン川に向かって歩くとすぐにコンビニエンスストアがあります。海外のコンビニって、楽しいですよね。

 

驚いたのはこのビールの価格です!!!!!!

私たちがラオスに行ったときはレートが大体 ¥100=7000kip だったので…

なんと350ml缶ビール一本約100円!500mlのも150円しないくらいです。日本でこんなに安くコンビニでビール買えないですよね。

ちなみにこのビールはビアラオといって、日本ではなかなか飲めない珍しいビールです。東京外国語大学の学園祭(11月後半)では毎年のように料理店で出しているので飲みたいなと思った方は是非外語祭にいらしてみてください!東南アジアのビールは癖がなく飲みやすいと人気のようですよ!!

日本国内にあるラオス料理屋さんやタイ料理屋さんに行くと、置いてあるお店もあるそうですが、やはり日本で買うと値段がはってしまい大体500円くらいしてしまうそうなので、ラオスで購入してメコン川のほとりで夕日を見ながら嗜むのが理想ですね(笑)

 

 

さて、前編で車で学校にいくというお話をしたと思いますが、学校に行く途中に毎回通る場所があります

 

ランサン通りにある、パリの凱旋門を模して造られたパトゥーサイです。ラオス語でパトゥ―は扉や門を意味し、サイは勝利を意味します。もともとは戦没者の慰霊碑として建設が始まったそうですが今では立派なラオスのシンボルの一つです。8:00~17:00の時間帯は上まで登ってヴィエンチャン市内を一望できちゃうんです!外国人観光客がたくさんいたのを覚えています。

 

さらに私はライトアップしているパトゥーサイがどうしてもみたくて、学校がある日の朝4時に起きて、ルームメイトの子と一緒に見に行きました。

 

とってもきれいでした。近くにワットシーサケートという有名なお寺があり、毎朝まだ薄暗いうちにそこからたくさんのお坊さんが托鉢に出かけます。ラオス人男性は出家をしてお坊さんになると227ある戒律を守らなければいけなくて、「お金に触ってはいけない」、「ごはんを自分で作ってはいけない」など私たちの生活からは想像できないような厳しいきまりがあります。そのため托鉢といって、在家の人々が作ってきてくれたごはんを早朝にもらいに行って、それを食べて彼らは生きています。

 

そんな神聖な托鉢を早朝から見ることができて、ワットシーサケートの夜明けの鐘がきけて、この美しくライトアップされたパトゥーサイをみることが出来て、心が洗われた気がした一日でした。托鉢はルアンパバーンが一番有名で、ヴィエンチャンではあまり見れないとネットに書いてあったのでとても運がよかったです。

 

 

それからラオスでの食事についてもお話ししたいと思います。ラオス料理と言われてもあんまり想像がつかないですよね!

例えば…

 

右にある竹で編んだ入れものに入ったごはんがカオニャオと言って、ラオスのもち米です。東南アジアの主食というとタイ米のようなパラパラしたお米を想像するかもしれませんが実はラオスの主食はもち米なのです。日本のもち米ほどは粘り気がなく、タイ米ほどパラパラもしていなくてとても食べやすい上に腹持ちがいいです。現地の人は手で少しとって、お団子を作るように片手で丸めておかずと一緒に食べたりします。

 

その左にあるのがラオスの代表的な料理で、ラープといいます。これは鶏肉のラープですが、他にも牛、豚、アヒル、七面鳥、魚を使ってつくることもあります。肉と、唐辛子、ミントや野菜と混ぜ合わせて炒め、ナンパ―(いわゆるナンプラー)で味付けします。またラープというラオス語には「幸運」や「おめでたい」という意味があり、伝統的な行事の時やお客さんを迎える時にもよく食べられるそうです。

 

それから学食!本当に安い…

 

手前のがカオカームーといって、豚肉とごはんです。値段は200円ほどで、スープもついてきます。

そして奥にあるのがタンミー!これ皆さんの目にどう映るかはわからないんですけど、とってもとっても辛いんです!!!ラオス国立大学に留学していた外大ラオス語科の先輩が優しくて、「みんなで食べてね~」って買ってきてくださったのですが、辛い。

普段辛党の私も2,3口でイームレーオ(おなか一杯)でしたし、その日の夜はみんなしておなか壊してました。恐るべしタンミー。味はおいしかったんですけどね、辛すぎて、、、、。きっとラオス人にこんなこと言うと「いやいやまだ唐辛子足りないよ」とか言われてしまうんですけどね・・・(笑)

 

食べ物に関しては、日本では滅多に食べれない安くて美味しいもので溢れていて、紹介したいものが尽きません。

 

この記事の前編で、授業の前に先生がお菓子を持ってきてくれた話をしたと思うのですが

 

揚げバナナ!私が高校生の時外語祭でインドネシア語科がピサンゴレン(これも揚げバナナ)を売っていたのを見て、気になってはいましたが食べる勇気が出ず手を出せませんでした。でも本当においしくて食べたときびっくりしました!揚げバナナはラオスでなくてもインドネシア、ベトナム、タイ、フィリピンなど東南アジアの多くの国で食べれるおかしなので「ラオス料理」というわけではありませんが、食べたことのない方は、見つけたら躊躇せずにぜひお試しください!

 

それから最後になりますが、意外な組み合わせのおやつ↓

 

 

これなんだかわかりますか?

 

 

 

このアイスの下にあるもの…

 

 

 

そう、もち米です!!!

 

これも最初躊躇いますよね…

ごはんと、アイス?みたいな。

でも意外と相性いいんです、粳米じゃなくてもち米っていうのがミソなのでしょうか…

味のイメージとしては、雪見大福みたいな、お餅とアイスを思い浮かべていただくと簡単に想像つくかと思います。美味しかった~!

 

 

今回の記事では主にホテル周辺とラオスでの食事の一部をご紹介しましたが、このほかにも少し車を走らせてブッタパークという観光地に行ったり、タートルアンというラオスの象徴ともいえるラオス仏教最高の寺院を見に行ったり、タイとの架け橋になっている友好橋に足を運んだりしました。ちなみにラオスってこのタイとの架け橋になってる友好橋にしか線路がないんです。電車の。電車ないんですよ、考えられますか!

 

もちろん食べ物も、もっともっといろんな食べ物食べました!!ラオス料理の他にもベトナム料理屋さん、イタリアン、日本食レストランにも行きましたが、やはり現地の料理がその郷土に合ったもので、郷に入っては郷に従うではないですが現地のものが一番おいしいなと思いました。また紹介できる機会があれば記事を書きたいと思います!

 

 

リゾート地の多いタイやインドネシアなどと比べると圧倒的に日本人からの知名度の低い東南アジアの国、ラオス。こんなに近い国なのに存在さえ知らない日本人も実は多いと思います。私も大学に入って学ぶ前は知りませんでした。

 

でもラオス人は日本を知っています。

 

たとえば

 

先日6月18日、ラオスの首都ビエンチャンにて熊本地震チャリティーウォーキングが開催されていたそうです。これは私たちにラオス語を教えてくださっているラオス人の先生からの情報で知りました。日本の新聞やテレビでラオス関連のニュースを手に入れることは非常に難しく、新聞朝夕4社一週間分すべて探しても、東南アジアの他の国のニュースはたくさんあるにも関わらずラオスのことは書いていない、などということがほとんどです。だからこそそういう、所謂“マイナー言語”と称される言語やその地域を日々少しずつですが学んでいる私たち大学生が、身近で簡単な、でもその国を知るうえで大事な情報を発信していきたいと思い、このような記事を書いている次第です。

そうはいっても大学に入ってまだ2年や3年で、その国の難しい政治の話や奥の深い文化の話などはこの程度の浅い知識ではできません。でも、「こんな食べ物あるよ」「こんな人がいたよ」など、見たものをそのまま、知ったものをそのまま伝えることは出来ます。

 

 

 

国内で外国人労働者が増加し、グローバル化が進み、東京オリンピックを控えた今、海外の暮らしや文化を知ることは自分の国のそれらを見つめなおすことにも繋がると思います。海外で不便を感じれば、「あー日本はこんなに便利なんだ」と初めて気付くし、海外でおいしい物に出会うと「日本食がいちばんと思っていたけど、そんなこともないのかも」など、感じることはたくさんあると思います。

 

すべての国や地域に行って自分で見て体験できればそれが一番ですがお金や時間が膨大に必要ですし、簡単な話ではありません。ですから「人生の夏休み」ともいわれる大学時代にいろいろなところに行ったり、多くの人が手をつけないであろう言語や文化のいろいろな学習をしている私たち外大生はこれからもこのような記事を発信していって、私たちの感動や発見を共有できたらいいなと思っています。

 

 

 

長い記事でしたが最後まで読んでくださってありがとうございました!!

 

(文:山崎 友里加)